久しぶりの投稿です。
ちょっと前書きが長くなります。
ハリアーのバッテリーですが、前回は2016年2月6日に交換しましたのでこの11月で4年9ヶ月使用したことになります。
距離は35,797kmでしたので約80,000kmkm走ったことになります。
パナソニックカオスのメーカーの保証期間は3年か100,000kmのどちらか早い方となっていますので、距離こそ達していませんが期間については1.5倍超過しています。
じゃあ限界のギリギリはどのくらいかというと電圧を測るのがよいのか、カオス純正のバッテリーウィンクを使えばギリギリまで使えるかもしれません。
それかエンジンのかかりが悪かったり、パワーウィンドウのスピードが遅くなったり、アイドル時のエンジンの回転数がやたら高いとか安定しないとかそのあたりを判断材料にするのも一つの手かもしれません。
ハリアーに初めから積まれていた純正のバッテリーのときは何度かバッテリーを上げてしまったり、1週間乗らないとか車にあまり良くない環境でしたが、カオスに変えてからは比較的毎日乗っていましたし、ここ2,3年は往復60kmを通勤で使っているのでバッテリーの環境としてはかなりいい感じだったかと思います。
感覚的にはまだまだ行けるかもしれません。
しかしながらいくら高性能になったとはいえバッテリーは個体差もあるでしょうし運転中に突然死するという恐れも十分にあります。
保証期間を過ぎたら文句も言えませんし、車が止まってから文句を言っても時間が戻ってくるわけではありません。
仮にディーラーに駆け込んだとしてもディーラー価格で交換してしまうと3万、4万は当たり前にかかってしまいます。
それであれば、電装品の状況を機械や目や耳で見るのも大事ですが、いっそのこと期間ごとにきっちり交換してしまうのが安全ではないかという結論に至りました。
知らない誰かに無交換で10年乗りました!と自慢してもなんの意味もありません。
じゃあどのくらいの期間にするかというと、過度な電装品は装備しておらず毎日車のエンジンをきっちり回しているのであれば、少なくとも5年10万kmは大丈夫かなといった感覚です。
逆にウーハーを積んだり、短距離しか走らない、週末しか走らないという方は距離にかかわらず3年に1度の交換が良いかなと思います。
ハリアー純正のバッテリーは4年半約35,000kmでほぼ寿命な感じでしたが、車の環境的にはあまり良くなかったのだと思います。
さて、それではどんなバッテリーに交換するかという話です。
セオリーどおりでいけば現在ハリアーに積んでいる「パナソニック カオスN-100D23L/C5」の後継のバッテリーを買えばよいはずです。
ここで改めてバッテリーの表記の見方を確認すると。
100の部分が性能
Dは短側面のサイズ(小型車用にBもある)
23は長い側面のサイズ
Lは端子の位置(Rもある)
C5はパナソニックの型番です
D23Lというのはハリアーバッテリーのサイズの規格なので変更できません。バッテリーを設置するトレイがあるのですが大きいサイズを置こうとするとはみ出てしまうのです。
本来であれば変更できるのは100の性能の部分のみです。
元にハリアー純正のバッテリーは「55D23L」でしたが、前回の交換で「100D23L」にスペックアップしました。
この流れであれば前回のサイズと同じかとなるかと思いますが、30系ハリアーの中でも3.5Lのエンジンを積んだグレードのバッテリーは23ではなく26のサイズが積まれています。
実は2.4Lのハリアーも3.5Lのハリアーと同じトレイが採用されているので26のサイズを積むことができるのです。
ということでパナソニックカオスのページを見てみると、現状の最新版は「N-125D26L/C7」 となっています。
私が5年ほど前に購入したときはC5でしたので2世代進んでいるということですね。
ちなみにC5とC6の違いは
2016年発売
・製品保証「3年or10万キロ」から「3年(距離制限なし)」に変更
・チョイ乗り寿命向上
・ラベルデザイン一新
2018年発売
C6とC7の違いは
・減液性能が1.59倍に
・ラベルデザイン一新
ということで着実に進化しているようです。
驚いたのは今までは製品保証は「3年or10万キロ」だったのですが3年(距離制限なし)に変わったことですね。つまり、走ることはバッテリーにとってはむしろとても良いことで、バッテリーの寿命を左右するのは年数が重要ということですね。もちろん走り方も寿命に左右してくると思います。
ちなみに2020モデルが出るのかなと待っていましたがこの時期に発売されないのであればおそらく次は2021モデルかと思います。
性能の違いは2世代で進化したこと、100→125にスペックアップしたことですが、残念ながら重量と値段は上がります。
100C7が11,800円なのに対して125C7は13,800円と2,000円程度高くなり重量は16.0kgから19.0kgになります。
ぶっちゃけ100で十分だと思いますが、最上位グレード限界のバッテリーを積むというロマンの世界ですよね。
こちらです。
奥行き、高さは変わりませんが、幅が製品名のとおり230㎜から260㎜になりました。
この小ささで20㎏近い重量がありますのでかなりずっしりきます。
一応ラベルも変わっていますね。
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交換方法は前回の記事を御覧ください。
「バッテリーを「Panasonic CHAOS 100D23L/C5」に交換しました」
比較です。
ノーメンテナンスでしたがパッと見異常はなさそうです。
前回純正のバッテリーを交換した際はサルフェーションがこびりついていましたが大丈夫そうですね。
もしかしたらまだまだ行けたかもと思ってしまいますが、ここは割り切って交換してしまいましょう。
もう一度戻して寄せてサイズ感がわかるようにしてみました。
5センチほど余裕があるんですね。
取り付け時期と距離もしっかり書いておきました。
更に存在感が増したそんな感じです。
ちなみに購入したお店が着払いで引き取ってくれるということでバッテリーの処理費用も不要ですのでとてもラッキーでした。
交換後については、基本性能は変わっていませんのでなんとも言えませんが、流石にセルの回り方は良くなりました。その他は分かりません(笑)
次回は5年後の2025年あたりに交換したいと思いますがその頃には20万キロは走っているでしょうか。
これからも大事に乗っていきたいですね。
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https://harrier-no-custom.com/blog-entry-376.html大容量バッテリーは男のロマン! ハリアーのバッテリーを「Panasonic CHAOS N-125D26/C7」に交換しました