新型タントにアイドリングストップキャンセラーを取り付けました
- 2021/04/15(Thu)
- タントカスタム
新型タントにはアイドリングストップがついています。



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旧型のタントにもついていましたしその前の型の上級グレードにもついてたくらい軽自動車の燃費を良くするための装置としてすっかり普及しました。
しかしながら10秒以上アイドリンストップをしなければ効果がないだとか、アイドリングストップ専用の寿命が短くて高いバッテリーを積まないと行けないので燃費が改善するよりも費用がかかってしまうだとかあまり評判はよくありません。
ユーザーもカタログ上の燃費ばかり追い求めてしまい肝心なコストに目がいっていません。
そしてついにこのことはトヨタも認め、アイドリングストップ機能を廃止する流れになっています。
「メリットよりもデメリットが目立つ! いま脱「アイドリングストップ」の流れが加速するワケ」
また、実害として夏場にエアコンをマックスにしていても半分の風量になってしまうだとか、スーパーの駐車場で意図しないタイミングでアイドリングストップしてしまうとか結構イライラすることが多かったため対策をすることにしました。
もちろん手動でスイッチを押せばオフになるのですがエンジンを切るたびにリセットされてしまうので毎回オフのスイッチを押すのはめんどくさいのです。
こちらです。
アイドリンストップキャンセラーというものです。
既存の配線に割り込ませるだけでエンジンを掛けた直後に自動でアイドリンストップをオフにしてくれるというものです。
仕組みとしては既存の信号を逆転するだけですのでオフのスイッチを押せばオンになります。
また、アイドリンストップ機能は車検には関係ありませんが、点検する人を混乱させてしまう恐れがあるため簡単に通常仕様に戻すことができる優れものです。
それでは説明書に沿って作業をしていきます。
工具は不要です。
アンダーパネルを取り外します。
ハンドル下の隙間に手を入れて水平方向へ手前に引っ張ると外れます。どちらかというと下側に引っ張る感じです。

外れましたが右側しか外れませんでした。
力を入れれば左側も外れると思いますが、ビルトインのETC車載器がついていたので怖かったので外すのはやめました。
右側だけでも作業は可能です。
次にスイッチパネルを外します。
エンジンスイッチやアイストオフスイッチごとパネルを手前に引っ張ると外れます。
「5シ」につながっているコネクタを外します。

上下を指でハサミながら奥側へスライドさせます。

外したところに購入したコネクターを割り込ませます。
以上で完成です。
こんな感じに動作します。
5秒後に自動的にアイドリンストップがオフになります。
アイドリンストップをどうしても使いたいときはボタンを押せばオンになります。
もちろんエンジンを切っても5秒後に自動的にアイドリンストップがオフになるという機能は変わりません。
これでアイドリンストップの煩わしい機能とはおさらばです。
きっとバッテリーの寿命も伸びると思います。
そして、もとに戻す方法も記載しておきます。
①アイドリングストップオフスイッチを押したままエンジンを起動させる
②そのままアイドリングストップオフスイッチを5秒間押し続ける
アイストオフランプが一度点滅し、配線がオフモードになります。
車検が終わり、また復活させたい場合は同じ手順を踏めばもとに戻ります。
その場合アイストオフランプが3回点滅します。
さてここで常時アイドリンストップがオフになっているのであればアイドリンストップ用の高価なバッテリーではなく通常の安いバッテリーでも良いのではという疑問が浮かびます。
結論から言うとNGです。
「2018年購入の N-WGN を自分なりにドレスアップ。」さん
こちらのブログで詳細に解説してくれていますが、バッテリーの充電方法がそもそも違うため普通のバッテリーでは逆に寿命を縮めてしまうそうです。
ちょっと期待したのですがまあ仕方がありませんね。
ちなみにタントの純正のバッテリーはM-42です。気が早いですが次回は大容量の「パナソニック カオス M-65」を積みたいですね。
現在の最大値がM-65ですので2年後くらいにはM-80くらいが発売されていると嬉しいですが。